ニセコ町内の農家では、酒造りに欠かせない酒造好適米（酒米）の生産に取り組んでいます。
粒が大きいニセコ産の酒米は、酒造メーカーからも高く評価されています。夏の冷涼な気候や山々からの澄んだ水、低農薬にこだわり、愛情をもって安全な酒米づくりをおこなっています。

酒米生産開始は1999年、2004年、道産酒米品種の生産農家が増え、酒米を活かし地域に誇れる産品を造ろうとの機運が高まり、生産者・JA・観光協会・商工会・酒造会社・普及センター・町が構成員となり発足しました。以来、全国新酒鑑評会やホクレン夢大賞など数々の金賞を受賞しています。

酒米の生産者は世代交代の時期をむかえ、志の高い若手生産者が先代から技術を受け継ぎ、高品質な酒米づくりに取り組んでいます。ニセコ産酒米から生まれた「蔵人衆」のお酒が世代をこえて、これからもたくさんの方へ届くことを願っています。